「横浜のアオヤギ行政書士事務所」が相続関係説明図につき解説致します、ご意見やご質問は下のフォームに記載の上、メールにて送信下さい。 なお、返信希望のご質問には、貴メールアドレスの記載をお忘れなく。
相続関係説明図は相続の際、必ず作成しなければならないものではありませんが、被相続人(亡くなった人)を中心に作成する相続関係説明図を作成しながら戸籍収集を進めると効率も良く、完成すれば後々の金融機関・法務局などでの相続手続きにも利用でき、かなり便利です。 自筆証書遺言書・秘密証書遺言書の検認の際にも利用できます。
相続不動産の所有権移転登記を行う際は相続関係説明図を提出することで、戸籍謄本等の原本を返却して貰えます。 取得した戸籍謄本等は、金融機関やその他の相続手続きの際にも必要ですので返却して貰うと同じものを何通も取得せずに済みます。
但し、相続関係説明図を提出することで原本還付されるのは戸籍謄本のみで、住民票、印鑑証明書、遺産分割協議書の原本の還付をして貰いたいときは、法務局にコピーを原本と一緒に提出すると「原本と相違ない」ことを確認したうえで返却して貰うことが出来る仕組みになっています。
相続関係説明図を作成するための必要書類
1.相続対象物件の登記事項証明書(登記簿謄本)
2.被相続人の出生から死亡までの全戸籍、除籍、原戸籍謄本
3.被相続人の最後の住所を証する書面(住民票または戸籍の附票)
4.相続人全員の住民票
5.相続人全員の戸籍謄本(被相続人の死亡日以降の日付けのもの)
相続関係説明図の簡単なサンプル
故行政太郎「相続関係説明図」
本籍 横浜市中区本牧1
登記簿の住所 横浜市中区本牧1-1
最後の住所 横浜市中区本牧1-1-1
昭和20年1月1日出生
平成26年1月1日死亡 住所 横浜市中区本牧3-3
被相続人 昭和49年4月4日出生
行政太郎 ーーーーーーー行政一子
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|ーーーーーーーーーーーー| 住所 横浜市中区本牧2-2
| | 昭和50年3月3日出生
住所 横浜市中区本牧1-1-1 ーーーーーーー行政次郎
昭和21年2月2日出生
行政花子
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