「横浜のアオヤギ行政書士事務所」が海外療養費制度につき解説いたします。 ご質問やご意見は下記のフォームに記載のうえ、メールにて送信下さい。
海外旅行や海外出張される皆さんは、海外で病気や怪我をすることがあると思います。 しかし、この制度を知っていて、海外に出かける人は少ないのではないかと思います。 小職は、仕事柄、海外出張や海外旅行には、頻繁に行きましたが、この制度は全く承知しておりませんでした。
海外療養費制度の概要は、国民健康保険または社会保険等の被保険者が海外渡航中に病気やけがで止むを得ず治療を受けた場合、その医療費は帰国後、申請することによって海外療養費として給付を受けることができます。(但し、治療目的の渡航による医療費は給付の対象外となります。)
注意事項
申請方法
ローラの父親が海外療養費詐欺
バングラデシュでデング熱で入院したと偽り、海外療養費をだまし取ったとして、警視庁は詐欺容疑で、タレントのローラさんの父親でジュリップ・エイエスエイ・アル容疑者(54)を、本人は否認していますが、逮捕しました。
ジュリップ容疑者は別の海外療養費の詐取容疑で7月に逮捕され、8月に処分保留で釈放されていて、常習犯の様相です。
逮捕容疑は平成19年4月、デング熱でバングラデシュ国内の病院に入院したとする虚偽の申請書を多摩市役所に提出し、8月に海外療養費約99万円をだまし取ったとしています。 しかし、健康保険組合のチェックの甘さに驚かされました。 同じ詐欺の前科のある人は、当然ブラックリストに掲載し、騙されないように注意を払う必要があったと思います。
警視庁がバングラデシュ警察当局に照会したところ、同時期にジュリップ容疑者は入院しておらず、提出された病院の印鑑や医師の署名が偽造されていたことも確認されました。 ジュリップ容疑者は99万円とは別に保険会社2社から計約54万円を受け取っていました。
24年にもデング熱で同国内の病院に入院したとして、別の保険会社から約49万円を受け取っており、警視庁はいずれも詐欺常として捜査しています。
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